中国最大のSNSの決済サービスを日本の百貨店で初導入

中国最大のSNS「WeChat(ウィチャット、中国名:微信)」の決済サービス
「WeChat Payment」を大丸松坂屋が導入決定、日本の百貨店で初

訪日中国人観光客のお客様のお買い物をさらに簡単・便利にする決済方法、集客・マーケティングへも期待
中国最大のSNSサービス「WeChat」が展開する決済サービス「WeChat Payment(ウィチャットペイメント、中国名:微信支付)」を、株式会社大丸松坂屋百貨店(本社:東京都江東区 代表取締役社長 好本 達也)が、騰訊控股有限公司(テンセントホールディングス、本社:中国深セン市 CEO馬化騰、以下「テンセント」)のグループ企業を代理する株式会社ネットスターズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 李 剛)を通じ導入します。決済資金は、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区 取締役社長 常陰 均、以下「三井住友信託」)の信託スキームを用いた分別管理を行い運用します。
三井住友信託としては、国内での実績やノウハウを生かしたインバウンド向け対応としては初の取組みです。
WeChatPaymentは中国で最も使われているSNS「WeChat(微信)」を基盤とするサービスです。本決済は中国で普及が進むサービスであり、日本に取り入れることで、旅行客にとってよりシームレスな購買環境を提供することができます。これにより、旅行客の一層の購買を促進し、インバウンド消費の分野拡大につながるものととらえています。
■株式会社大丸松坂屋百貨店の導入について
日本の百貨店で導入するのは初めてであり、9月30日(水)から大丸・松坂屋の基幹8店舗の化粧品売場などで導入し今後は順次基幹店舗のインバウンド重点売場に拡大予定です。

当面は、インバウンド需要の多い化粧品売場などを「WeChat Payment利用売場」とし、利用促進をはかります。
■「WeChat Payment」の内容と、中国での普及状況について
 「WeChat Payment」は「WeChat」の利用者向けに、テンセントのグループ企業である財付通科技有限公司(本社:中国深セン市 CEO馬化騰、以下「テンペイ」)が2013年に中国で開始した決済サービスです。
顧客は「WeChat Payment」のアプリを起動し店舗でかざすだけで支払いができ、店舗側は管理画面から支払い履歴を管理することができます。
中国全土で都市部を中心に利用が進み、特に20~30代の若い層には手軽な決済手段として親しまれています。
WeChat Paymentの店舗支払フロー図
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WeChat Paymentの信託を用いた資金フロー図
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WeChat Paymentが可能とする顧客とのつながり
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■日本での「WeChat Payment」現状と今後
日本を代表する流通企業で導入が決まったことにより、今後、加速度的に日本において「WeChat Payment」は普及していくものと予想されます。SNSならではの顧客とのコミュニケーション機能をいかし、インバウンドマーケティングへの活性化に寄与してまいります。

ネットスターズより

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