春秋航空が、地方の中国人ショッピングの起爆剤になる

出典:やまとごころjp

今月23日、JSTO(ジャパン・ショッピング・ツーリズム協会)のセミナーに春秋航空日本の営業企画室室長・安部雅之氏が登壇した。

増加する中国人訪日客のなかで、存在感が増しているLCC(格安航空会社)の春秋航空。ショッピングツーリズムにおいてプロモーションの可能性がないかとの問い合わせが増しているという。

どのような取り組みを行っているか説明が行われた。
4つの事例を解説。
1つ目は、オンライン販売のフラワーショップの事例。
2つ目は、家電量販店とのタイアップだ。ホームページやウィーチャットで告知宣伝して、空港カウンターでキャンペーンをダウンロードしてもらい、来店につなげる。
3つ目は、ショッピングプロモーションとして、公式サイトでショッピングの特典を掲載。
4つ目は、ロマンシングサガンという佐賀県とサガン鳥栖のコラボイベントを実施。ドリンク用紙コップやユニフォーム等でPRした。

中国のショッピングの傾向を示し、佐賀県など地元でしか買えない商品の人気が高いことがわかった。
ゴールデンルートの供給が逼迫している状況で、中国人観光客の地方への誘客は重要なアクション。中国からの新たな直行便の拡充のほか、日本国内のLCCである春秋航空日本は、乗り継ぎ便としての活用があると安部氏。
その最終目的地が、ショッピングとの相乗効果で、地域の活性化につなげられればメリットは高い。いくつもの誘致の声を受けて、現在交渉中とのこと。

LCCを乗り継いで、地方へ中国人観光客が大挙してくる日もあるかもしれない。

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